「頭の中がぐちゃぐちゃで何をしたらいいかわからない」

そんな悩みを持たれている方へ向けて、書きます。

 

「頭の中がぐちゃぐちゃで何をしたらいいかわからない」時にやること

最初にやることはアウトプットです。

現代は情報化社会で、たくさんの情報があふれています。

電車に乗ればアナウンス、携帯やPCでのSNSやたくさんの広告。

情報の波に流されないように気を付けなれば、いずれおぼれてしまいます。

そのため、定期的にアウトプット（出す）したり、時には情報を遮断（取らない）ことも必要になります。

 

アウトプット（外に出す）の方法

①思っていることを紙に書く

②人に話す

があります。

 

①紙に書く

ポイントは、事実と感情を分けて書くことです。

そうすることでどうしたらいいのかが見えてきます。

 

例えば・・・

・今仕事をしていない

・仕事を探しているが見つかっていない

・所持金が○○円ある

感情

・早く就職しなきゃまずい！と焦る気持ち

・持っているお金がなくなってしまわないか不安

 

のような書き方です。

 

このように書くことで、自分がどんな状態でどんな気持ちになっているのかを

客観的に見ることができ、少し冷静に考えることができます。

 

②人に話す

人に話す際に大切なのは、「頭の中の整理を手伝ってほしい」と相手に伝えることです。

そうすると、相手は余計なアドバイスをしないで、

あなたの話をゆっくりと聞いてくれるかもしれません。

また、話す相手を考えて話すことも重要です。

プロのカウンセラーに頼ったり、臨床心理士、自分の話を否定せずに聞いてくれる人を選ぶのがコツです。

 

読んでくれたみなさまへ

ここに書いた方法はあくまで一例です。

これは、というものがあれば試してみていただき、これは自分には必要ないなと思えば

流し読みしてくださいね。

この記事を読んでくれた方が、生き生きと暮らしていけることをねがっています。

 

パレット稲毛海岸での取り組み

カウンセリング

月に2回、公認心理士、キャリアカウンセラーの資格をもったカウンセラーによる

カウンセリングを受けることができます。

面談室でゆっくり話を聞いてもらうことで、

自分の気持ちに気づいたり、自分の状態を確認することができます。

 

月に一度の面談

担当職員による面談を行っています。

日々の生活や訓練、将来への不安など、悩みを聞いて不安を取り除くように心がけています。

丁寧にお話を伺い、ご本人が主導で動けるように時に背中を押させていただきます。

 

振り返りシート

訓練時間に自分の行ったことや感情を振り返るシートを準備しています。

その日の進捗状況や心と体の状態を記録していただくものになります。

紙に書くことで、記録として残せるので季節ごとのメンタルや体調の変化などを知るのに良いツールとなっています。

 

講座内でのフリートーク

パレット稲毛海岸の講座は、一方的な発信ではなく、

利用者様がアウトプットする機会を大切に運営しています。

講座の内容に対する意見を述べてもらう時間、テーマを設けたペアトークや、グループ討論などの時間を設けています。

 

休み時間の気軽な雑談

人前だと身構えて本音を出せない！

1対1の面談が苦手！

そんな方には、休み時間にお話しする時間をとったり、気軽にお話ができるようにしています。

 

 

今日もお読みいただきありがとうございました。

 

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生活・定着支援員　/  運動プログラム担当　河合