自信が持てないあなたへ　～自信が持てなくなるメカニズムとは～

こんにちは。パレット稲毛海岸スタッフ・中島です。

本日は自信が持てない人に自信を持ってもらえるようになるために必要なステップについて、私がこの就労移行支援事業所でお勤めしている中で気づいたことを踏まえてお伝えできればと思います。

このブログを開いてくださった多くの方がご自身に自信がないからこそ、このブログを開いてくださったのではないかなと思います。

そこで伺いたいのですが、そもそも人はなんで自分に自信が持てなくなるのかお分かりになりますか？

それは、自分と人を比べてなにかしら及ばない点を見つけてしまうことが起点になると思います。

全てにおいて差をつけるという行動は人でもモノでも動物でも単一の個体に対してはできません。

必ず２つ（2人・2頭）以上の個体を比べた時に差というものは発生するものです。

そして人を生物学的な「ヒト」という動物としてみた場合、ヒトは進化の過程で自身が他者に比べて優れた点があることより及ばない点があること・・・つまりポジティブな情報よりネガティブな情報を得た時の方が記憶に残しやすいと言われています。

これは心理学用語で「ネガティビティバイアス」と呼ばれるもので、ヒトが進化していく過程の中で多くの時間を費やした狩猟時代において、命の危険を回避するうえでネガティブな情報・体験の記憶を強く残しておくことで生存率を高めてきた背景が関係していると言われています。

ヒトが生きのびていくうえで本能的に危険を回避しようとするスキルが高いことはとても大事だったわけです。

そしてそれは現代人にもリスクや不快なものを回避しようとする形で受け継がれてきたわけです。

しかしながら、その「ネガティビティバイアス」に従って、本能的に感じ取ったネガティブな情報ばかりを受け止めて、意識的にポジティブな情報に目を向けることをしないでいると、自身を他者と比べて過小評価する癖がついてしまうのです。

これが自分に自信が持てなくなるメカニズムと私は考えています。

なので、自信が持てないあなたが自信を持てるようになるために必要なのは「自身に向けられたポジティブな情報に目を向ける」ということになりますが、そのためにはまだもうワンステップが必要になります。

では、そのワンステップとは何か？そのワンステップを踏み出すためにパレット稲毛海岸ではどういった支援をしているか？・・・私中島の場合、そういった方々と面談する際に必ず投げかけるとある質問があるのですが、それについてはまた後日こちらのブログにてお伝えできればと思います。

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