五月病の正体

こんにちは。パレット稲毛海岸スタッフ・中島です😊

新年度が始まりましたね🌅

新年度が始まるに伴い、進学や就職、引っ越しなど様々な理由によりライフステージが変わる人もいらっしゃれば、通学先や勤務先は変わらなくても、進級や人事異動などによってそこにある人間関係などの変化が生じやすい時期でもありますね。

そして、この時期に気を付けたいのが「五月病」です。

「五月病」とは、もとは大学新入生が5月の連休明け頃から、新しい環境に適応できないことで，焦り・ストレス・無気力・無関心などの精神的な不安定を呈する人々が散見されたことから、このような状態のことをこんな風に呼ぶようになりました。

先程も触れたように新年度は何かと環境や人間関係など変化の生じやすい時期。

その変化に合わせようと4月中に張り切ってしまった結果、無理がたたって精神的に不安定になってしまうのがこの5月の連休明け頃に多い・・・ということなのでしょう。

ちなみにこの「五月病」ですがあくまで俗称であって、正式にはこんな病名はありません。

「五月病」といわれるこれらの精神的な不安定を呈する状態の正体は、精神医学上、　　　　　「適応障害」と言われる症状にあたる事が殆どであると言われています。

適応障害とは、「ストレス因により引き起こされる情緒面や行動面の症状で、社会的機能が著しく障害されている状態」（ICD－10（世界保健機構の診断ガイドライン）と定義されています。

平たく言えば、ある特定の状況や出来事が、その人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れることで、社会生活に支障が出ている状態・・・といったところでしょうか？

適応障害はうつ病によく似ています。

しかし、適応障害はある日・ある時を境に置かれた環境に不適応状態を示すようになるため、発症原因がはっきりしにくいうつ病と違って、比較的はっきりしているケースが多いのが特徴です。

以上

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