【プログラム紹介】病識講座・色かるた

こんにちは。中島です。今日はパレット稲毛海岸にて私が携わっているプログラムについて話そうと思います。

ＨＰや他のスタッフのブログなどでも紹介されているように、パレット稲毛海岸では様々なプログラムが用意されており、スタッフたちは利用者様方の対応だけでなくこういった準備にも日々取り組んでいるわけです。

その中で月２回ずつ、パレット稲毛海岸にて私が担当しているプログラムが2つあります。

病識講座

病気・障害に対して知識を深めようというプログラムですが、ただ病気の知識を深めるためのプログラムだと思ったらさにあらず。私がこのプログラムを行うにあたっての目標が、参加する方々が『普段さほど意識していなかったことに意識を持つこと』なので、なるべく身近な事をテーマに、出来るだけわかりやすくお伝えしようと努めています。

これまで「自律神経」「5月病」「睡眠障害と睡眠にまつわる知見」「歯周病と口腔ケア」「生活習慣病」などをテーマにプログラムを開催してきましたが、それぞれのテーマごとに、

「これまでただお医者さんに出された薬を飲んできただけだったけど、自分の今の睡眠状況を伝えて、お医者さんに薬の相談をしてみたい」「歯医者行かなきゃいけないのにすっかり忘れていたから、早速行ってきます」

「甘いものを夜に食べる習慣が様々な面から考えても良くない習慣なんですね」

といった声も頂いており、日ごろ意識せずにしてしまっている習慣を見つめなおす機会としていただけているかなと感じています。

色カルタ

これは「色を意識する」という新しいケア方法である、「彩色ケア」の一手法をゲーム化したもので、もともとは認知症ケアの目的で開発され、「色は介護の技術になる」をコンセプトに「色」を意識することで心の質感（クオリア）を高めることを目的としたものです。（クオリアゲームと言われています）

これを使って何をするかというと、

ある話題・テーマに沿って参加者がイメージした色のカルタを取り、それにまつわるエピソードトークをする・・・というトークプログラムです。

もともとは認知症ケアのために開発されたといいましたが、自身の言葉で自身の思いなどを上手に表現するのが苦手な方の訓練になるだけでなく、単純に仲間同士のコミュニケーションツールとしても楽しいゲームですし、参加される方々（時には自身）の意外な一面を垣間見ることができる為、毎回驚きや発見も得られるプログラムとなります。

実際、このプログラムを行うと休憩中や終了後などにご利用者様同士の会話がより弾みますし、

プログラムを通してご自身の苦手にしていることや伝えたい思いを伝えるきっかけになることで、それまで他のご利用者様と打ち解けられなかった方が、打ち解けていくことにつながったケースなども見られます。

今回は私の携わっているプログラムについて紹介させて頂きました。これらのプログラムの参加はパレット稲毛海岸の見学・体験を検討されている方の参加も大歓迎なので、是非一度お問い合わせください。

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パレット稲毛海岸　サービス管理責任者　中島