就労移行職員が考える「サポート」とは？

東京オリンピック終わってしまいましたね…

このご時世での開催に賛否両論だったと思いますが、私は応援できて良かったと感じています。

やっぱりスポーツで必死になれる人たちの存在って本当に素敵ですよね。

カッコいい

自分もスポーツを続けていれば良かったと感じれます。運動音痴ですが…笑

さて、今日のテーマはそんなスポーツを行っていくに絶対必要な『サポート』について。

そして「パレット稲毛海岸でのサポートとはなにか？」話ができたらと思います。

私たちはサポーター

私たち就労移行支援事業所は障害を持っている方に対し、就職活動のサポートを行っていく福祉です。

そのサポートってなにかというお話です。

Supportは「支える・支援する」という意味で、よくサッカーでの観客をサポーターと言いますよね。これは『支援者』という意味になります。

就労移行ではどんなことをサポートしてくれるのか

例えば、前職や過去の仕事で精神的苦痛を感じて挫折してしまった方、コミュニケーションの取り方で悩まれている方に対し、講座を通して支援を行ったりします。

また、面談や就職活動の準備。

面接練習や履歴書の添削など様々なサポートを行います。

ここで皆さん気を付けてもらいたいことがあります。

私たちの仕事はあくまで支援者（サポーター）です。

通われている利用者の就職をサポートする存在なので、誰かの将来を決めてあげる存在ではないということです。

少しわかりにくいですね・・・

もう少し分かりやすい例えで説明します。

サッカーのサポーターから考えるサポートの役割

例えば、サッカーではホームとアウェイがあります。

自分たちのグランドで戦うのと、相手のグランドで戦うのでは全く戦い方が変わります。

それはなぜか？

それはサポーターの存在があるからです。

自分たちのグランドで戦う際はサポーターが多く集まります。

アウェイでは逆に場所によってサポーターが少なくなってしまいます。

その応援の数、支援者の数によって大きく変わり、成績も変わります。

それぐらいサポーターの存在が重要ということです。

試合を行うのはサポーターではなく選手

サポーターは選手が100％の力を発揮できるよう支える存在というわけです。

そのため、

グランドを整備して選手がけがをしないようにするのもサポーター

ファール行為が無いよう審判するのもサポーター

選手が緊張なく、自信をもってプレイができるように応援するのもサポーター

ということです。

サポートを受けてみたいこの記事を読んでいる方へ

話は戻り、就労移行では私たちはサポーターです。

「利用者がいかに就職活動を行っていくのか」「本人がどのように働いていきたいのか」をサポートする存在であって、決める役割ではないということです。

ただ、ご本人が今抱えている問題を解決できるよう全力で支援を行います。

もちろん、ご本人がなりたい自分像の実現に向けて、私たちはサポートをさせていただきます。

ぜひ一度、事業に見学や体験に来てみませんか。

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パレット稲毛海岸施設長　宍倉