【プログラム案内】一般教養

パレットでは不定期で「一般教養」のプログラムを実施しています。

 

一般教養とは…

職業的専門的知識技能に対し、広く人間として共通に持つべき教養。

と辞書にあります。

「一般教養」という字面ですと堅苦しいプログラムだと思われるかもしれませんがそんなことはありません。テストや問題を解くわけではありませんので、気楽に誰でも参加できます。（ちょっと質問はします）

「一般教養」プログラムと言いつつも、実際には「雑学」よりの内容です。

ちなみに雑学とは…

「多方面にわたる、まとまりのない知識や学問」だそうです。

 

• プログラムの目的

少し話が変わりますが、皆さんは人と会話をするときどのような話の切り出し方をしますか。

例えばお約束といえる天気の話ですが、どうしたって結局毎回同じような会話になりがちですよね。会話の糸口としてはそれでもいいのかもしれませんが…。

他には趣味の話とかもありですよね。ただ、相手の趣味を聞いたとして、自分がその趣味に関する知識がなければ「へーそうなんだー」で終わってしまいます。知らないことに関して話題を広げるというのはなかなか難しいものがあります。

そんなとき、自分に一般教養や雑学など知識があれば、天気に関する雑学を話してそこから話題を広げていくことができるかもしれませんし、また相手の趣味の話を掘り下げて会話を盛り上げることができるかもしれません。

人とのコミュニケーションにおいて教養というのは最低限必要になるのです。

そう、つまり一般教養プログラムを行う目的はコミュニケーション能力向上なのです。

 

• 就労とコミュニケーション能力の関連性

何故就労においてコミュニケーション能力が必要なのか。

若者の退職理由として上位にあがるのが「人間関係」だそうです。

また、人間関係を理由に仕事を辞めてしまう人は、次の職場でもまた人間関係を理由に辞めてしまうケースが多いそうです。

人間関係が理由で辛い思いをしているなら周りの環境を変える、つまり部署移動や退職することも有効な解決手段ではあります。ただ、それでは次の職場でも同じことの繰り返しになってしまうかもしれません。

そこで、やめる前に一度、自分自身を少しだけ変えてその場に適応することにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。辞めるのはそれからでも遅くはありません。

職場に適応するため、同僚と良好な人間関係を築くためのコミュニケーションツールとして、一般教養や雑学を身に着けることは決して損にはならないと思います。

もしかしたら苦手な同僚と意外と話が盛り上がり、距離を縮めることができるかもしれません。

 

• 実際のプログラム内容について

できるだけ多岐にわたるジャンルを取り扱うことを心掛けています。

今まで取り扱ったテーマは

 

誤用・勘違いしがちな日本語

諺・名言

日本、世界の各種行事

歴史（伊達政宗、上杉謙信）

心理学

法律（鳥獣保護法）

昆虫

進化論

諺・名言

その他雑学

などなどです。

 

プロジェクターでスクリーンにパワーポイントの画面を映して進めていきます。

基本はこちらからテーマに関する説明を行います。空欄になっている部分もあるのでちょっと質問もします。

予習も復習も必要ありません。メモはご自由に！

興味がわいたテーマがあったらそれについて自分で調べるもよしです。

このプログラムの意義はもちろんコミュニケーション能力向上ですが、雑学や知識を身に着けることの楽しさを感じて欲しいという思いもあります。

普段自分が興味を持てないことについて無理に知ろうとは思いませんよね。関心のないことに興味を持つ良い機会になるかもしれません。

一回のプログラムで何か一つでもひっかかる所があったらいいなと思います。

 

また、取り扱ったテーマに関連することでご自分がぜひ発信したい一般教養・雑学があったらプログラム中に積極的に発言して下さい。

利用者さんとのやりとりで話題が広がり盛り上がることもあります。

一方通行ではなく皆さんと一緒に作り上げていく楽しいプログラムを目指していますのでよろしくお願いします。

 

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