「 話し上手 」は「 聞き上手 」？

【「 話し上手 」は、「 聞き上手 」】

 

みなさんは、この言葉を聞いたことがありますか？

 

これまで、わたし自身も何度か耳にしたことがあったのですが、以前購入したビジネスマナーに関する本にもこの言葉とともに『コミュニケーションにおいて、「聞く」ということは、それだけ大切なこと』と書かれていました。相手の要望を把握し、それに応えていくことは、社会人に求められる能力のひとつだそうです。

 

では、「聞き上手」になるためには、どんなことに注目したらいいのでしょうか？

 

 

●「聞き上手」になるための “４つ” のコツ

① 視線　

「話を聞いている」ということを視線で伝える。これにより、話をする側も「自分の話を聞いてくれている」と感じ、安心して話をすることができます。

 

② うなずき・あいずち　

もしも、話を聞いている側の反応が【無反応】だったとしたらどうでしょう。

話している人は、「興味がないのかな」「つまらないのかな」「何か失礼なことを言っちゃったかな」と不安になってしまうかも。話を聞いていることを伝えるためには、「うなずき」で反応し、この「うなずき」に、「はい」や「そうなんですね」など、その場の状況にあった短い言葉「あいづち」をプラスすると、よりよくなります。

 

③ 表情と態度　

話を聞くときは、相手の気持ちに寄り添った「表情」と「態度」を心がける。

話し手にとって「無表情」は、②と同様、不安につながってしまう恐れがあるので、「表情」や「態度」を意識します。ここに「うなずき」や「あいづち」と組み合わせると、さらに良いとされています。

 

④ 最後まで聞く　

話し手の方に気持ちよくはなしてもらうためには、途中で話をさえぎったり話に入り込まないことも大切なことのひとつです。「自分が話しているのに・・・」と気持ちが下がってしまうかもしれません。相手に質問したい、同じ話で共感したいときは、まずは相手の方が話終わるのを待ちましょう。

 

 

 

 

以上が、聞き上手になるためのポイントです！

 

 

 

パレットに通われている利用者さんには、コミュニケーションを苦手としている方が多くいらっしゃいます。

 

わたしも、【人見知り＋話下手】なので、コミュニケーションを取ることが未だに苦手で緊張してしまいます。 (^^;)

 

コミュニケーションは「話す」と「聞く」の両方が必要となりますが、一度に両方を出来るようにすることはとても大変なことなので、まずは「聞く」ことから始めてみるのはいかがでしょうか。

 

パレットでは、様々な形でコミュニケーションを目的としたプログラムを実施しています。ブログでも毎月のプログラムを紹介していますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

 

気になるものがありましたら、見学もぜひどうぞ！！