企業が就労移行に”相談してくる内容”ってどんなこと？

 

みなさんは仕事をしていく中で、悩みや課題を見つけて模索することもあるかと思います。

 

 

「自分だけがつらい…」「なんでわかってくれないんだ」という気持ちが強くなっているときに会社側も同じように悩んでいることを覚えておいてほしいという思いから今回は企業先からの相談事例をまとめました。

就職をした際に“会社側が求めていること”を理解するためにも知っておいていただきたいです。

まずは障がい者雇用をした企業からパレットに対して実際にあった相談をまとめてみました。

 

 

1、どのように接したらいいのかわからない

就職する側も「どんな人たちがいるのだろう」と不安になるように企業側も「どんな人が来るのだろう」と不安になっています。どのように接してほしいかは人それそれだと思うので事前に伝えておけるとお互いの関係性が早くできてくると思います。

 

 

2、報・連・相ができない

パレットでも何度かビジネス講座に出てきている報連相。

どこの会社でも必要としていることだと思いますが「話しかけることができない」という方に対してどのように協力すればできるようになるのかと悩んでいる企業がいくつもありました。

 

 

 

3、「理解して」という気持ちが強い

会社のルールを伝えると障害の特性上を理由に様々な要望を考えて伝えてきてくれる。

全部にお答えすることはできないができるだけ協力したいと考えているがすべての要望が通らないと「理解してくれない」と感じ不信感につながるケースがありました。

 

 

 

 

 

【障害者雇用で求められる事とは？】

 

意思疎通ができる、コミュニケーションがとれる人

言葉のキャッチボールができる人は仕事の指示をしたときに指示通りにできそうだなと感じ企業は安心できるそうです。

障害になった原因がわかり対策が明確な人

なぜ障害になったのかを説明でき、症状がでたときの対策がある方は対応もしやすく企業側も安心できます。

働く意欲がある人

働きたい意欲がないとやっぱりすぐ辞めてしまう場合が多いです。手を抜いているとすぐにバレるので意欲的な態度を示しましょう。

休まず仕事が出来る人

体調が安定している方が採用されやすいです。コツコツと休まずに自分の仕事に取り組めるひとが好まれます。

素直（嘘をつかない）で謙虚な人

仕事が一緒にやりやすいと感じるからです。面接では素直に苦手なことは苦手と伝えてできることはできると伝えておきましょう！

客観的に自己理解していると思われる人

自分の状態について自分だけではなく周りの人からも強みや弱み、症状の状況は確認していきましょう！

 

 

 

今回は一般的な障害者雇用をしていく中で実際にあった企業からの相談事例と企業が求めている人材をまとめてみました。ただ、これはくれぐれも一般的な傾向であって会社によって求める像は違います。

一番良いのはあなたが働きたい会社はどんな人を求めているかを実際に見学や実習を通して確認することです。

相談をしてくれる企業は「不満」を伝えているのでなく「どうしたらうちの企業で本人が働いていけるか」の相談をしてくれていることをお忘れなく！

就職後は自分のことで精一杯だと思いますが今日の内容を少しでも思い出してお互いが仕事をしやすい関係性を作っていきましょう！