＊利用者さんからの質問に答えます！①「人見知りはしますか？」＊

先日、利用者さんから｢人見知りしますか？｣との質問がありました。

私は、子供の頃｢人見知り｣がとても酷く親のそばを離れることが出来ませんでした。大人になった現在でも多少の｢人見知り｣はありますが、子供の頃に比べると少なくなったかなと思います。今日は、こんな私がどのようなきっかけから｢人見知り｣が少なくなったのか、そのお話できたらと思います(^^)

＊そもそも｢人見知り｣とは？

｢人見知り｣とは、本来小さな子どもが初めて会う人を見て｢恥ずかしい｣や｢怖い｣と感じたりすることを指しています。ですが、これは大人にも当てはまることであり、｢初対面の人とうまく会話ができない｣｢人との関わりを避けてしまう｣など、コミュニケーションが取れないことを指したりもします。

＊｢人見知り｣に慣れたきっかけ

私が｢人見知り｣をすることが少なくなったきっかけの一つに、高校生のときに始めた接客業でのアルバイトがあります。

お店の方が｢うちでバイトをしないか？｣と声をかけてくれたのが始まりなのですが、最初はまともに話をすることができない｢人見知り｣の自分が『人と話をする接客業ができるのだろうか？』と不安でいっぱいでした。でも、『せっかく声をかけてくれたのだからやってみようかな』と思うようになり、アルバイトをすることになったのですが、最初は｢緊張｣と｢恥ずかしさ｣から必要最低限であるマニュアル通りの接客しかすることができず、一緒に働く従業員の方たちともなかなか話をすることができませんでした。

ですが、回数を重ねていくうちにその場の環境にも慣れてきたので、マニュアル通りの｢いらっしゃいませ｣から始まる接客だけでなく、｢おはようございます｣や｢こんにちは｣など挨拶をすることを心がけてからは徐々にお客さんからも声をかけて頂くことが増え、｢人と話をする｣楽しさを知るようになりました。

＊パレット銚子での取り組み

私が｢人と話せるようになった｣ことを感じた理由に『その場の雰囲気に慣れる』と『ひと言でもいいから自分から話しかけてみる』があります。当事業所では、コミュニケーションを目的としたプログラム(例：カードゲーム/クイズ/グループワーク)をプログラムとして行っています。最初は、その場の雰囲気に慣れるため見学からの参加でも大丈夫です！少しずつみんなの輪の中に入り、｢話をする｣きっかけを作っていただけたらと思います！

パレット銚子　高橋